浪漫堂ショップ

「青銅時代」男性裸像 彫像(1877年):模造青銅緑青風 彫刻 オーギュスト・ロダン(1840-1917)パリ・オルセー美術館所蔵 贈り物 輸入品
------------------
The Bronze Age Nude Male Statue (1877): Faux Bronze Verdigris
デザイン・トスカノ 製
製品サイズ；高さ 約53.3cm×幅 約21.6cm×奥行 約14cm
ベースサイズ；幅 約13.3cm×奥行 約13.3cm
重さ；約1.8kｇ
型番号；EU640002

素材；コールドキャストレジン製　ブロンズ風 ハンドペイント仕上げ
石粉や炭酸カルシウムを混合した樹脂（ポリストーン等）を、型に流し込み、成型させたもので、プラスチックと石の中間のような性質を持っていて、重量感がありますが、細かい装飾性が優れており、 質感の再現性も良く高級感を持った仕上げが可能です。落したりすると割れたり欠けたりします。
米国でプロデュースされた、美術品の彫像です。

この商品は、米国、NYの店舗ショップからの発送し、弊社東京店にて検品後、国内発送しますので、約18〜26日後のお届けとなります。
------------------
(商品説明)
【青銅時代】
人間の造形の達人としての真の才能を発揮した、芸術家ロダンは、実際のフランス兵の精巧に研ぎ澄まされた上腕二頭筋と力強い尻を彫刻し、
理想的な男性像を作り上げました。
本物のデザイナーレジンで鋳造して絶妙なディテールを再現した、このコレクション価値のある美術館品質の芸術作品は、人造ブロンズ緑青で
丹念に仕上げられています。
1877年、ロダンはブリュッセルの芸術家クラブに≪敗者≫のタイトルで彫刻作品を出品した。
同年、同じ作品をパリのサロンには≪青銅時代≫の名で発表した。
現在にまで伝えられているロダン制作の等身大の像としては、最初の作例である。

発表時、この作品は、人体から直接型を取ったとして非難された。
作品名と主題の曖昧さもさることながら、余りにも自然で現実的な肉体に人々は不信を抱いたのである。
ロダンは型取りの嫌疑をはらすため、モデルとなったオーギュスト・ネイの写真と彼から取った型を審査員に提出した。
3年後のパリのサロンで、ブロンズの≪青銅時代≫は3等賞を受賞し、国家買い上げとなった。
その数ヵ月後には、国から≪地獄の門≫制作の依頼を受けた。
これは、≪青銅時代≫にまつわるスキャンダルで出発したロダンが、以後の作品の展開のみならず、彫刻家として成功の道を歩み始める一大転機となった。

【オーギュスト・ロダン (1840-1917)】
彫刻家オーギュスト・ロダンは、瀕死の状態にあった彫刻を独力で救い出し、再び強烈な個人的表現の手段としたことで知られています。
ロダンはパリのコール・デ・ボザールで教育を受けた後、体制に反抗しようとはしませんでしたが、彼の作品は複雑で懐の深い形をとり始め、
すぐに当時最も傑出したフランスの彫刻家になりました。 今日、彼の彫刻「ダナイド」や「人間の顔の研究」は自然主義運動の代表的な例です。
オーギュスト・ロダンは、1840年にパリの労働者階級の家庭に生まれました。 彼は10歳で独学で絵を描き始めましたが、名門美術学校への
入学を拒否されたため、その芸術は衰退しました。 短期間キリスト教教団に加わった後、ロダンは彫刻への情熱を再発見するよう促されました。
ロダンは、最も有名な作品『考える人』で名声を確立するまで、装飾石工として長年働いていました。 この作品は、ロダンの裸体に対する自然
主義的な扱いが、現代の理想化された彫刻の慣習とは根本的に異なっていたため、センセーションを巻き起こしました。
ロダンがその長く傑出したキャリアの中で、制作した多くの記念碑的な彫刻とは別に、ロダンは表現力豊かで、時にはあからさまにエロティック
なイメージを制作する多作のグラフィックアーティストでした。 ロダンの彫刻は、極めて写実的に人体をモデル化し、身体性を称賛しました。
ロダンの彫刻の多くは、生前に批判されており、ロダンはその事実を認めていたにもかかわらず、自分のスタイルと形式を妥協することを拒否し、
彼の連続した作品は、最終的に政府や美術界から支持を得ました。 1900 年までに、オーギュスト・ロダンは世界的に有名な彫刻家になりました。